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欧州委、ガス料金上限設定に向けた方法提案へ EU首脳会議で

欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長は今週開かれるEU首脳会議で、高騰するエネルギー価格を抑制するためEUがガス料金に上限を設ける方法を提案する。2009年1月撮影(2022年 ロイター/ Gleb Garanich)

[ブリュッセル 5日 ロイター] - 欧州連合(EU)のフォンデアライエン欧州委員長は今週開かれるEU首脳会議で、高騰するエネルギー価格を抑制するためEUがガス料金に上限を設ける方法を提案する。

EU各国はガス料金の上限設定について数週間にわたり協議しているが、まだ合意には至っていない。大半のEU加盟国は高インフレに対応するために何らかの上限を設定することを支持しているが、ドイツ、デンマーク、オランダは供給の安全性を巡る懸念を理由に反対している。

フォンデアライエン委員長はEU各国首脳に宛てた5日付の書簡で「欧州および全加盟国へのガス供給を引き続き確保する形で、(欧州の天然ガスの指標価格となる)オランダTTFに関する価格制限を検討すべき」と指摘。このような上限はEUが新たなガス価格の指標に取り組んでいる間の一時的な措置であるとした。

欧州委はTTFがパイプラインからの供給量に左右され、もはや市場の指標として機能していないため、新たな指標が必要との見解を示している。

フォンデアライエン委員長は、EUは発電用ガスの価格上限を設定することも検討すべきだが、その場合はガス不足時にガスの消費量が増加しないようガスに対する需要を削減するための厳格な要件と釣り合いを取る必要があるとした。

5日午前の欧州議会では、各加盟国が世界の市場で互いにガス購入を競り合い、価格上昇につながらないようEU加盟国はガスの共同購入にも着手すべきと主張。また、信頼できる供給国と「価格回廊」に関する交渉を試みるべきとした。

さらに、EU加盟全27カ国がエネルギー危機を乗り切るために必要な投資を行えるよう、追加の資金源を検討する必要があるとした。

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