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ウクライナ各地で攻防続く、ロシアが石油ガス施設を攻撃か

[キエフ 27日 ロイター] - ウクライナではロシアによる侵攻開始から4日目となり、首都キエフなど各地で攻防が続いている。ウクライナ当局者によると、ロシア軍は北東部にある第二の都市ハリコフに進入したほか、各地で石油・ガス施設がロシア軍の攻撃を受け、大規模な爆発を起こしている。

ロシア軍は26日夜、ウクライナの複数の都市をミサイルで攻撃した。ロイターの目撃者によると、首都キエフでは断続的に爆発音と銃撃音が聞こえたが、どこからの攻撃かは分かっていない。

ウクライナのゼレンスキー大統領はキエフの路上で撮影した動画をソーシャルメディアに投稿し、その中で「われわれは敵の攻撃に耐え、撃退に成功している。戦いは続く」と語った。

キエフ南方のバシリキーウの市長は、ロシアによる夜間のミサイル攻撃で市内の石油ターミナルで火災が起きたと明らかにした。

北東部のハリコフではロシア軍が天然ガスパイプラインを爆破するなど、激しい戦闘が続いていたが、ウクライナ内務省高官によると、27日にロシア軍が進入したもよう。同高官は電信で、市内の通りにロシア軍の車両が見えると伝えた。

一方、東部ルガンスク州の親ロシアの分離派はウクライナ軍のミサイルが州内にある石油ターミナルを爆破したと発表した。

欧米諸国は26日、ウクライナへの侵攻を続けるロシアへの新たな制裁措置として、ロシアの一部銀行を国際銀行間の送金・決済システムのSWIFT(国際銀行間通信協会)から排除することで合意した。制裁にはロシア中央銀行の外貨準備に関する規制も含まれ、数日中に実行する。

 2月26日、欧米諸国は、ウクライナへの侵攻を続けるロシアへの新たな制裁措置として、ロシアの一部銀行を国際銀行間の送金・決済システムのSWIFT(国際銀行間通信協会)から排除することで合意した。ウクライナでは、同国軍とロシア軍の攻防が続いている。写真はキエフ地域の空軍基地。26日撮影(2022年 ロイター/Maksim Levin)

ウクライナのシュミハリ首相は27日、追加制裁での合意に謝意を示した。

米国防当局者は、ウクライナ軍は3方面から迫るロシア軍に対し、固い決意で抵抗する構えを見せていると述べた。

ただ、ロシアの進軍を受けて多くのウクライナ人が避難を余儀なくされ、ポーランドやハンガリーなどに逃れる人々で幹線道路や鉄道が混乱している。国連によると、すでに15万人以上がウクライナから隣国などに避難した。

一方、ロシア大統領府は、プーチン大統領が25日に攻撃中止を指示した後にロシア軍は「全方面での」進軍を再開していると発表したが、ウクライナ政府は攻撃は中止されなかったとしている。

ウクライナの大統領顧問によると、これまでのロシア兵の死傷者は約3500人に上る。西側当局者の分析では、ロシア側の死者は予想よりも多く、進軍が遅くなっている。

ロシアは作戦による死者数を公表していない。

ある米当局者は、特にウクライナ北部の戦線でロシア軍は思うように進軍できていないと指摘した。

インタファクス通信によると、ウクライナ保健省は26日、ロシアによる侵攻でこれまでに子ども3人を含む少なくとも198人が死亡したと発表した。この数字が民間人だけのものかは分かっていない。

同通信はまた、東部ドネツク当局の発表として、ロシアの砲撃で民間人17人が死亡したと伝えた。

ロシア政府は民間人を攻撃しないように作戦を遂行していると説明している。

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