[パリ 19日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は、フランスのマクロン大統領がロシアとの対話を検討していることは「時間の無駄だ」と述べた。19日付の伊紙コリエーレ・デラ・セラが伝えた。
ゼレンスキー氏は「ロシアの態度を変えることはできないという結論に達した」とし、「ロシアが旧ソ連帝国の再建を夢見て孤立を決意したのなら、われわれにはどうすることもできない。互いに尊敬し合いながら国際社会と協力していくことを選ぶかどうかはロシア次第だ」と述べた。
ロシアのプーチン大統領を孤立に追い込んだのは欧米諸国による制裁だとの見方については、「プーチンを孤立させたのは、むしろ戦争を始めるという決定そのものだ」と指摘した。
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