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ドイツ、ノルドストリーム承認停止 ロシア措置受け

2月22日、ドイツのショルツ首相はロシアからの天然ガス輸送パイプライン、ノルドストリーム2のプロジェクト承認停止を明らかにした。 ロシアによるウクライナ東部地域の独立承認を受けた措置。写真は2020年9月、ドイツで撮影(2022年 ロイター/Hannibal Hanschke)

[ベルリン 22日 ロイター] - ドイツのショルツ首相は22日、ロシアからの天然ガス輸送パイプライン、ノルドストリーム2のプロジェクト承認停止を明らかにした。

ロシアによるウクライナ東部地域の独立承認を受けた措置。

ロシアからドイツにウクライナを経由せず直接天然ガスを送るノルドストリーム2は9月に敷設作業を終えたが、ドイツと欧州連合(EU)の承認待ちだった。

ドイツはノルドストリーム2は欧州へのエネルギー供給を多様化する商業プロジェクトとしていたが、欧州がロシアへのエネルギー依存を強めるとしてEU内や米国から反対の声がでていた。

ハベック経済相は記者団に対し、ノルドストリーム2による追加供給がなくてもドイツへのガス供給は確保されるとしたが、短期的には価格は上昇するとの見方を示した。

欧州の天然ガス価格は22日の取引で上昇。指標となるオランダTTF3月物はGMT1416(日本時間午後11時16分)現在、10%高の1メガワット時(MWh)当たり79.28ユーロで取引されている。

メドベージェフ安全保障会議副議長(前首相)は「欧州はまもなく1000立方メートル当たり2000ユーロを支払わなければならなくなる」とツイッターに投稿。天然ガス価格が2倍の水準に上昇する可能性があると示唆した。ただ、プーチン大統領はロシアは既存の天然ガス供給を中断することはないと確約している。

米政府はドイツの決定に支持を表明。夜間にかけてドイツ政府と緊密に協議していたとした。ウクライナのクレバ外相も「現在の状況において、道徳的、政治的、現実的に正しい措置」と支持を示した。

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