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ドイツ、原発2基を4月半ばまで稼働可能状態に 冬季の電力確保

 ドイツ政府は9月5日、国内の原発3基のうち2基について、今年末の期限を超えて稼働可能な状態を維持すると発表した。写真はイザール2原発。8月17日、南部エッシェンバッハ近郊で撮影(2022年 ロイター/Christian Mang)

[ベルリン 5日 ロイター] - ドイツ政府は5日、国内の原発3基のうち2基について、今年末の期限を超えて稼働可能な状態を維持すると発表した。天然ガスの供給がひっ迫する冬季に十分な電力を確保するため。

国内の原発3基はいずれも今年末で配電網から切り離す予定だが、南部の「イザール2」と「ネッカーベストハイム2」の2基は非常用の予備電源として来年4月半ばまで利用できるようにしておく。

ハーベック経済・気候保護相は声明で、今回の措置は2022年末までに原発から撤退するという政府の以前からの約束を破るものではないと指摘。送電業者のストレステスト(耐性評価)により、欧州エネルギー市場の引き締まりを考慮すると、冬季に電力供給が数時間危機的な状況に陥る可能性があることが明らかになったと説明した。

ハーベック氏は「危機的状況や極端なシナリオが発生する可能性は非常に低い」と述べつつ、電力確保のために必要なことをすべて行うべきだとの考えを示した。

原発2基の発電容量は1400メガワットで、それぞれエーオンとEnBW(エネルギー・バーデン・ビュルテンベルク)が運営している。

EnBWは、政府は原発待機の可能性をチェックする前に原子炉延命のための法的枠組みを作り、計画を詳細に説明する必要があるとしている。エーオンは今回の措置について、最も重要な問題は技術的・組織的に実現可能かどうかを検証することだと述べた。

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