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ウクライナ、独大統領の訪問望まず ロシアとの関係懸念で

ドイツのシュタインマイヤー大統領は12日、ウクライナ訪問を計画していたが歓迎されていないようだと述べた。8日撮影(2022年 ロイター/Lehtikuva/Markku Ulander via REUTERS)

[ベルリン 12日 ロイター] - ドイツのシュタインマイヤー大統領は12日、ウクライナ訪問を計画していたが歓迎されていないようだと述べた。ウクライナのゼレンスキー大統領が、シュタインマイヤー氏のこれまでの親ロシア的姿勢に批判的なためとみられる。

シュタインマイヤー氏は、ポーランドのドゥダ大統領らとともにウクライナを訪問し「欧州連帯の強いシグナルを送る」予定だったというが、「どうやらウクライナには望まれていなかったと認めざるを得ない」と述べた。シュタインマイヤー氏抜きで他の首脳が訪問するのかは不明。

12日付の独ビルト紙は、ウクライナのゼレンスキー大統領がシュタインマイヤー氏の訪問計画を拒否したと報じた。シュタインマイヤー氏は近年ロシアと緊密な関係にあり、ロシア産の天然ガスをドイツに運ぶパイプライン「ノルドストリーム2」を長年にわたって支援してきたことが理由という。

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