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ウクライナ軍東進、大統領「占領者パニック」 ドンバスで反攻へ

[イジュム(ウクライナ) 20日 ロイター] - ウクライナ側によると、同国軍はロシアが放棄した領域まで部隊を東に進め、ドンバス地域のロシア軍に反攻する態勢を整えつつある。

 9月20日、ウクライナ側によると、同国軍はロシアが放棄した領域まで部隊を東に進め、ドンバス地域のロシア軍に反攻する態勢を整えつつある。写真はハリコフ州クピャンスクで19日撮影(2022年 ロイター/Ukrainian Presidential Press Service)

ドンバスの親ロシア派指導者はロシア編入に向けた住民投票の速やかな実施を呼びかけるなど、ウクライナの勢いに神経をとがらせている兆候も見られる。

ゼレンスキー大統領は19日夜のテレビ演説で「占領者は明らかにパニック状態にある」と指摘。解放された地域での「スピード」に重点を置いているとした上で、「わが軍の移動の速さ。通常の生活を取り戻す速度だ」と述べた。

また、21日に行われる国連総会でのビデオ演説で、武器・支援提供をさらに進めるよう各国に呼びかけることを示唆した。

現在ロシア軍の支配下にあるドンバス地域ルガンスク州のガイダイ知事は、ウクライナ軍が同州ビロホリフカ村を完全に掌握し、州全体を奪還するための戦闘態勢を整えていると述べた。

ドンバス地域にある別のドネツク州では、ロシアに支援された分離派当局者によると、19日にドネツク市への砲撃で13人が死亡した。

ロイターは両州の戦況を独自に確認できていない。

ドネツク州の親ロシア派指導者デニス・プシリン氏は、ルガンスクの親ロ派指導者に対し、ロシア編入に向けた住民投票の準備で協力を呼びかけた。19日にソーシャルメディアに投稿した動画で「われわれは一緒に行動するべきだ」と語った。

ウクライナ東部ハリコフ州のシネグボフ知事は19日、ロシア軍から奪還した同州のイジュム付近の集団墓地で、これまでに民間人を中心に146体の遺体が掘り起こされたと明らかにした。ゼレンスキー大統領はイジュム郊外の森の中で発見された集団墓地に450体の遺体が埋められているとの見方を示している。

ウクライナの国営原子力企業エネルゴアトムはロシア軍が19日未明、南部ミコライウ州の南ウクライナ原子力発電所を攻撃したと発表した。原子炉に損傷はなく正常に運転していると明らかにした。

国際原子力機関(IAEA)は19日、ロシアが占拠しているウクライナ南部のザポロジエ原子力発電所を巡り、近隣の火力発電所から送電するための予備送電線が18日に切断されたと発表した。ただ、先週復旧した主要送電線1本との接続は維持されているという。

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