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ロシアがウクライナ各地にミサイル攻撃、プーチン氏「テロに報復」

[キーウ 10日 ロイター] - ウクライナの首都キーウやリビウなど複数の都市が10日朝、ロシアのミサイル攻撃を受け、民間人の死傷者が出たほか、電力や水、暖房などのインフラも一部破壊された。ロシアは陸・海・空から数十発の巡航ミサイルを発射し、ウクライナ侵攻開始以降で最も広範な空襲を行った。

ロシアのプーチン大統領は10日のテレビ演説で、クリミア半島とロシア本土とを結ぶクリミア大橋で8日起きた爆発の報復として、ロシア軍にウクライナのエネルギー、軍事、通信インフラに対する長距離ミサイル攻撃を指示したと表明。ウクライナがロシアへの「テロ行為」を続ければ厳格に対応すると述べた。

ウクライナ西部のテルノピルやジトーミル、中部のドニプロやクレメンチュク、南部ザポロジエ、東部ハリコフでも10日に爆発が報告された。

ウクライナ当局によると、ミサイル攻撃で少なくとも11人が死亡、数十人が負傷した。国内11カ所の主要インフラが攻撃を受けた。欧州向けの電力輸出も停止した。当局は全国的な停電の復旧を急いでいる。

ウクライナのゼレンスキー大統領は、市民の殺害とエネルギーインフラの破壊を狙った攻撃だと非難した。

米国のブリンケン国務長官は、ウクライナのクレバ外相と会談し、同国への支援を改めて表明した。

バイデン米大統領は、ロシアによるミサイル攻撃を非難し、ウクライナ市民に対するプーチン大統領の戦争の「残虐性」を明示したとの認識を示した。ゼレンスキー大統領は、ウクライナの防空を巡りバイデン氏と協議したと述べた。

英首相府の報道官によると、主要7カ国(G7)の首脳は11日にゼレンスキー大統領とオンライン会合を開く。

一方、ベラルーシのルカシェンコ大統領は10日、ウクライナや西側のウクライナ支援国からのベラルーシに対する明確な脅威に対抗するため、同国軍をロシア軍と共にウクライナ周辺に配置するよう命じた。ウクライナでの戦争がさらにエスカレートする可能性がある。

*動画を付けて再送します。

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