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ロシア軍、ウクライナ東部に激しい攻撃 主要都市包囲も

ウクライナ東部ドンバス地方の完全掌握を目指すロシア軍は25日、同地域の都市セベロドネツクと近隣のリシチャンスク市に激しい攻撃を加えた。写真は、2015年6月17日にモスクワ郊外で開催された国際軍事技術フォーラムでロシア軍の兵員が設置しているイスカンダル戦術ミサイル。(2022年 ロイター/Sergei Karpukhin)

[キーウ(キエフ)/クラマトルスク(ウクライナ) 25日 ロイター] - ウクライナ東部ドンバス地方の完全掌握を目指すロシア軍は25日、同地域の都市セベロドネツクと近隣のリシチャンスク市に激しい攻撃を加えた。両市が陥落すればルガンスク州全域がロシアの支配下に置かれるとみられる。

ロシアは数千人の部隊を投入し、3方面から同地域を攻撃してウクライナ軍を包囲しようとしている。

同州のガイダイ知事は、リシチャンスクの警察は攻撃による死者を埋葬するため、遺体収容作業を行っていると述べた。市内のある集団埋葬地には150人前後の遺体が埋められたという。

ウクライナのアレストビッチ大統領府長官顧問は、両市でロシア軍は「戦術的な成功を収めつつあり、作戦成功につながる恐れがある」と指摘。

セベロドネツクとその南東にある町バフムートが包囲される危険性があるとも語り、「それらの集落を手放し、大きな痛手を負う可能性がある」と述べた。

ロシア政府はこれまでに掌握した地域で支配を固めようとしており、プーチン大統領はウクライナ南部のへルソン州とザポロジエ州の住民がロシアの市民権およびパスポートを取得する手続きを簡素化する大統領令に署名した。

ロシア軍は南部でも攻撃を続けており、ザポロジエでは砲撃で民間人1人が死亡し、多数の住宅が損傷を受けた。また、ミサイル攻撃で工業都市クリビーリフの工業施設が倒壊した。

ロシア政府は一方、食料を積んだ船がウクライナを出港するための人道回廊を提供する見返りに制裁の一部解除を要求。

ウクライナのクレバ外相はロシア政府が「脅迫」戦略で制裁緩和を取り付けようとしていると反発した。

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