[キーウ 16日 ロイター] - ロシアは16日、ウクライナ各地にミサイル攻撃を行い、中部クレメンチュクにある国内最大級の製油所も攻撃を受けた。製油所の被害状況は明らかになっていない。
ウクライナ空軍によると、ミサイル36発が発射され、うち約16発を迎撃した。参謀本部は、東部と南部の20以上の集落も砲撃を受けたとした。
ロシア側はミサイル攻撃について発表しておらず、ロイターは状況を独自に確認できていない。
ロシアの民間軍事会社ワグネルを率いるエフゲニー・プリゴジン氏は軍事ブロガーのインタビューで、ウクライナ東部の要衝バフムトが4月までに陥落するとの見方を示した。ただ、ウクライナが投入する兵士の数やワグネル戦闘員への補給状況に左右されるとした。
こうした中、モルドバの警察はウクライナとの国境付近でミサイルの残骸を再び発見したと明らかにした。
ベラルーシは、ロシアの戦闘に加わるのは自国が攻撃を受けた場合に限ると述べた。
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