[ワシントン 17日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)は17日、ウクライナの経済と欧州連合(EU)加盟を支える全面的融資プログラムの交渉に向けて、事務方レベルの合意で土台が整ったと発表した。
IMFは「理事会の関与によるプログラムモニタリング(PMB)」に基づく検証結果が良好だったと説明。昨年末時点の量的・指標的目標と、1月末時点の構造的目標が全て達成されていたとした。こうした目標の中には、歳入を増やすための税制法案を政府が議会に提出することなどが含まれている。
ウクライナはIMFに最大200億ドルの支援を要請中。ロシアによる侵攻から約1年が経過し、ウクライナは今年、外国から400億―570億ドルの金融支援が必要になると推計されている。
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