[ミラノ 25日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領とイタリアの大手企業トップは26日、両国企業の関係強化に向けたオンライン会合を開く。ロシアと西側諸国の間ではウクライナ情勢を巡り緊張が高まっているが、予定通り開催される。
会合は当初、11月に計画されていた。参加者のリストを閲覧した関係筋によると、イタリアの電力大手エネルや大手銀ウニクレディトを含む企業のトップが出席するとみられる。
主催者の1人は「イタリアはロシアへの主要輸出国の一つで、双方の対話を促進する狙いがある」と述べた。
一方、参加者リストに入っていたイタリアのエネルギー大手エニの広報担当者は、参加しないと表明した。
西側諸国はロシアがウクライナを侵攻すると懸念しており、有事への準備を加速している。
米国と欧州連合(EU)はロシアがウクライナに侵攻した場合、経済制裁を科すと警告しており、首脳らは欧米が結束して対応する重要性を強調している。
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