[キーウ 10日 ロイター] - ウクライナのポドリャク大統領府長官顧問は10日、ロシア軍は南部ヘルソンに地雷を仕掛け撤退後に砲撃する計画と指摘し、同市を「死の街」にすることを望んでいると非難した。
「ロシア軍はアパートから下水道まで、あらゆる場所に地雷を設置している。(ドニエプル川)左岸からの砲撃で街を廃墟にするつもりだ」とツイッターに投稿した。
ロシアのショイグ国防相は9日、ドニエプル川西岸から撤退すると発表した。この地域には州都ヘルソンがある。
ウクライナ軍はロシア軍がヘルソンから撤退したことをまだ確認できていないとしている。
ウクライナのグロモフ准将は会見で、ウクライナ軍の行動によりロシア軍に撤退以外の選択肢はなかったと語った。
「しかし現時点ではロシア軍のヘルソン撤退に関する情報を確認することも否定することもできない。われわれは計画に従って攻撃作戦を継続する」と述べた。
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