[ロンドン 8日 ロイター] - 英ロンドン証券取引所グループ(LSEG)は8日、ロシアでニュースや解説記事を含む商品の提供を9日1200GMT(日本時間午後9時)以降、停止すると発表した。
ロシアで意図的な「偽情報」の拡散に最長15年の禁錮刑を科す法律が成立したことを受けた。新法はロシア軍の信用を落とす可能性があるイベントについて報じることを違法としている。
LSEGは、ロシアでの商品・サービスの新規販売も停止する。ただ、現在サービスを受けている顧客は引き続き、LSEGの提供するデータを利用できるとした。
LSEGの商品の一部には、ロイターのニュースや解説記事が含まれる。
同社は先週、モスクワに150人、ウクライナに9人の人員がいると明らかにしていた。両国が総収入に占める割合は1%未満にとどまっている。
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