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コンテナ船事業各社、ロシアと結ぶ輸送を相次ぎ停止

 2月28日、 欧米各国がウクライナに侵攻したロシアに対して経済制裁を打ち出したことを受けて、コンテナ船事業各社が、ロシアと結ぶ輸送を停止する措置を相次いで打ち出している。写真はロシア・カリーニングラードの港で2021年10月撮影(2022年 ロイター/Vitaly Nevar)

[ロンドン/コペンハーゲン 1日 ロイター] - 欧米各国がウクライナに侵攻したロシアに対して経済制裁を打ち出したことを受けて、コンテナ船事業各社が、ロシアと結ぶ輸送を停止する措置を相次いで打ち出している。

日本郵船、川崎汽船、商船三井の海運大手3社が共同出資するコンテナ船事業会社、オーシャン・ネットワーク・エクスプレス(ONE)は28日、顧客に対して、「ロシアのサンクトペテルブルク発着の船積み予約を、追って通知があるまで即時停止し、事業運営の実行可能性を検証する」と通告した。ロシアの港であるノボローシスク、オデッサにあるウクライナのコンテナ港の予約も停止する。

ドイツのハパック・ロイドは24日、ロシア向けの予約を一時停止し、ウクライナ向けの出港を停止したと発表した。広報担当者は28日、「先週の事態を受け、導入された制裁措置を確実に順守するため」と理由を説明した。

コンテナ輸送能力が世界最大のMSCは1日、ロシア発着のコンテナ輸送の予約を停止した。食料や医療機器などの輸送は引き受けを続けるという。

マースクも1日、ロシアとのコンテナ輸送を一時停止すると発表した。

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