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ウクライナ穀物輸出、ロのオデーサ港攻撃で困難に=大統領顧問

 ウクライナのゼレンスキー大統領の経済顧問を務めるオレグ・ウステンコ氏は7月24日、港が封鎖されなければ8─9カ月で6000万トンの穀物を輸出することが可能とする一方、南部オデーサ(オデッサ)港へのロシアの攻撃がそれを困難にしているとの見解を示した。写真はオデーサで消火活動に当たるウクライナの消防隊、23日撮影の提供写真(2022年 ロイター/Press service of the Joint Forces of the South Defence/Handout)

[キーウ(キエフ) 24日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領の経済顧問を務めるオレグ・ウステンコ氏は24日、港が封鎖されなければ8─9カ月で6000万トンの穀物を輸出することが可能とする一方、南部オデーサ(オデッサ)港へのロシアの攻撃がそれを困難にしているとの見解を示した。

ウクライナは貯蔵してある穀物2000万トンと新たに収穫する4000万トンを販売することで、100億ドルの収入を得ることができると指摘。その上で「現在の港の再開状況や黒海でのロシアの動きを踏まえると、昨日の攻撃は間違いなくそのようにはいかないことを示している」と述べた。

ロシアは23日、オデーサ港をミサイル攻撃した。両国は22日、黒海の港からの穀物輸出再開に向けた合意文書に署名したばかりだった。

ウステンコ氏は港が正常に機能しない場合、6000万トンの輸出には1年8カ月から2年かかると述べた。

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