[ワシントン 17日 ロイター] - 米決済サービス大手ペイパル・ホールディングスは17日、ウクライナ国民と同国難民が海外からの送金を受け取れるようサービスを拡充したと明らかにした。
ペイパルのダン・シュルマン最高経営責任者(CEO)はウクライナのフョードロフ副首相宛ての書簡で、ウクライナ人がペイパルの口座からクレジットカードやデビットカードに送金することが可能になると伝えた。同社は6月30日まで取引手数料を免除している。
ロシアのウクライナ軍事侵攻以降、300万以上のウクライナ人が国外に逃れた。
国際通貨基金(IMF)のウクライナ人幹部は、難民や国内にとどまるウクライナ人は、米国など海外の親戚などが送る資金を受け取れると説明。また、将来的には政府の社会保障費支払いにも利用が可能になると説明した。
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