[モスクワ 22日 ロイター] - ロシアのプーチン大統領は22日、モスクワで開かれた大規模集会で演説を行い、祖国を守るためにウクライナで戦うロシア兵を「誇りに思う」と述べ、国民に一致団結を呼びかけた。
集会は「祖国を守る人々への栄光」と名付けられ、23日の「祖国防衛者の日」の祝日と、24日のウクライナ全面侵攻開始から1年を前にモスクワ中心部のルジニキ・スタジアムで開かれた。
集会には数万人が参加。プーチン氏は白青赤3色のロシア国旗を振る参加者を前に、ウクライナで戦うロシア軍は「国全体に支持されている」とし、「彼らは英雄的に、勇敢に戦っている。われわれは彼らを誇りに思う」と述べた。
その上で、軍幹部から前線の状況について報告を受けたばかりだとし、「われわれが共にいるとき、われわれに並ぶ者はない」とし、国民に一致団結を呼びかけた。
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