[4日 ロイター] - ロシア南部の製油所がドローン(無人機)の攻撃を受け石油製品備蓄施設の一部が炎上、消火活動で2時間余りで鎮火した。タス通信が4日未明に報じた。
火災が発生したのは、クラスノダール地方の黒海沿岸の港ノボロシースクに近いイルスキー製油所。
前日には、ロシア本土と占領下のクリミア半島を結ぶ橋の近くで燃料貯蔵庫が火災を起こした。
クラスノダールの知事は音声アプリのテレグラムで、イルスキー製油所で石油製品のタンクが燃えていると述べた。暫定報告として死傷者は出ていないと語った。火災発生の経緯には言及しなかった。
ウクライナは、モスクワが特にロシアに近い地域で、インフラや軍事目標に対する頻繁な無人機攻撃だと言っていることに対して、ほとんど責任を主張しない。
4月29日にはクリミア半島セヴァストポリの石油備蓄施設で火災が発生し、ロシアはウクライナがドローン攻撃をしたと指摘した。
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