[台北 28日 ロイター] - 台湾の金融規制当局は28日、今月26日に利払いの猶予期限が切れたロシアのユーロ債について、台湾の保険会社7社が利息を受け取っていないと表明した。
米政府とムーディーズは27日、ロシアの外貨建て国債が1世紀ぶりにデフォルト(債務不履行)となったとの見解を示した。
問題となっているのは、米ドル建てとユーロ建て国債の1億ドル相当分の利払い。本来の支払い期限である5月27日に利払いができず、30日間の支払い猶予期間が設けられており、今月26日がその最終日だった。
台湾の債券保有残高に占めるロシア債の割合はごくわずか。
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