[9日 ロイター] - ロシア外務省は9日、ロシアのインフラに対するサイバー攻撃は直接的な軍事衝突につながる危険性があり、標的を定めた対抗措置を取ると警告した。
先週末にロシア住宅当局のウェブサイトがハッキングされ、同サイトを検索するとウクライナ語で「ウクライナに栄光あれ」と表示されるようになったことを受けた。
外務省は声明で、ロシアの重要インフラや国家機関がサイバー攻撃を受けているとし、実行したのは米国とウクライナの人物だと指摘。「西側諸国によるサイバー空間の軍事化や国家間の対立の場にしようとする試みは、予測不可能な結果をもたらす直接的な軍事衝突の脅威を大きく高めている」とした。
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