[26日 ロイター] - ロシア国営ガスプロムが、同国産ガスを欧州に輸送するパイプラインの圧力を事前通告なしに急激に上昇させたと、ウクライナの国営パイプライン運営会社が26日発表した。
ウクライナ側はこうした圧力上昇について、パイプラインの破裂を含む緊急事態につながる可能性があり、事前に通知する義務があると指摘している。
ガスプロムからコメントは得られていない。
ロシアは、戦争状態にあるにもかかわらずウクライナ経由でガスを送り続けている。ガスプロムは25日、同国経由の欧州向けガス供給が4170万立方メートルだったと発表。前日は4120万立方メートルだった。
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