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ロシア、独の戦車供与巡る決定に反発 紛争をエスカレートと非難

ロシア外務省のザハロワ報道官は、ドイツがウクライナに戦車を供与するという決定は、ロシアに対する「あらかじめ計画された戦争」であることを裏付けると述べた。1月18日、モスクワで撮影(2023年 ロイター/Shamil Zhumatov)

[25日 ロイター] - ロシアは25日、ドイツによるウクライナへの「レオパルト2」戦車供与を巡る決定について、紛争をエスカレートさせると反発し、第2次世界大戦に端を発する「ロシアへの歴史的責任」を放棄していると非難した。

外務省のザハロワ報道官はドイツの決定について、ロシアに対する「あらかじめ計画された戦争」であることを裏付けると述べた。

ロシアのネチャエフ駐独大使は「この極めて危険な決定は、紛争を新たなレベルの対立に導く」とし、「すでに嘆かわしい状態にある両国の関係に取り返しのつかない損害を与えるだろう」と述べた。

さらに、第2次大戦中のナチス・ドイツの「犯罪に対する歴史的責任を認識することを最終的に拒否」することを意味し、両国の和解を放棄する選択と非難した。

これまでのところ、プーチン大統領はコメントを発表していない。

ドイツ政府は25日、同国製のレオパルト2戦車をウクライナに供与すると発表した。ポーランドなどのパートナー国が保有する同戦車の供給も認める。

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