[モスクワ 13日 ロイター] - ロシア産業貿易省は13日、並行輸入を認めるブランドのリストを拡大すると表明した。
スウェーデン家具大手イケア、米玩具大手ハズブロ、マテルなどの商品が新たに並行輸入を認められる。
並行輸入制度では、商標権所有企業の許可なく商品を輸入することが認められており、ロシア企業は、国外のどの企業からでも合法的に購入された商品を輸入できる。
有力ブランドはウクライナ侵攻を受けてロシアから撤退したが、ロシアでは並行輸入制度を通じて依然として多くのブランド商品が手に入る。
並行輸入の対象リストには、ランコム、ジョルジオ・アルマーニ、イヴ・サンローランといった高級ブランドや、任天堂、モーターオイルメーカー、農機具メーカーの商品が含まれている。
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