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ロシア独立系新聞「ノーバヤ・ガゼータ」活動停止、当局が2回目の警告

ロシアの独立系新聞「ノーバヤ・ガゼータ」は28日、ウクライナにおけるロシアの「特別作戦」終了まで活動を一時的に停止すると発表した。写真はノーバヤ・ガゼータのムラトフ編集長。昨年10月撮影(2022 年 ロイター/Maxim Shemetov/File Photo)

[28日 ロイター] - ロシアの独立系新聞「ノーバヤ・ガゼータ」は28日、ウクライナにおけるロシアの「特別作戦」終了まで活動を一時的に停止すると発表した。

ロシア通信規制当局から同日、報道内容に関する2回目の警告を受けたためとしており、同紙はメディアに関する新法に従い、ウクライナにおけるロシアの軍事作戦に関連する記事をウェブサイトから削除。「ウクライナにおける『特別作戦』終了まで、ウェブサイト、ソーシャルメディア、紙媒体での新聞発行を停止する」とのメッセージをウェブサイトに掲載した。

ノーバヤ・ガゼータのムラトフ編集長は2021年にノーベル平和賞を受賞。「活動停止は困難な決定だったが、他の選択肢はなかった」と述べた。

ロシア通信規制当局からこの件に関するコメントは得られていないが、ロシアのメディアを通して発表したコメントの中で、当局が「外国の代理人」と見なす組織をノーバヤ・ガゼータが適切に特定しなかったとして、2回目の警告を発したと明らかにした。

先月のウクライナ侵攻開始以来、当局は国内のリベラル派メディアに対する圧力を強めている。

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