[13日 ロイター] - ロシアのペスコフ大統領報道官は13日、ウクライナでの軍事作戦の主要目標について、親ロシア派が実効支配する東部の自称「ドネツク人民共和国」と「ルガンスク人民共和国」を防衛することだと主張した。
これに先立ちドネツク人民共和国を率いるデニス・プシリン氏は同地域で戦闘や砲撃が増えていると述べ、「敵に対抗するためにロシア軍、同盟軍を含む全ての必要な部隊が参加する」としてロシア軍の増派を求めた。
ロシア通信(RIA)によると、ペスコフ氏は「特別軍事作戦の主要目標は概して共和国の防衛だ」と述べた。
RIAはこれとは別に、13日の砲撃で子どもを含む複数の民間人が死亡したと報じている。
ロシアのプーチン大統領は2月にドネツク人民共和国とルガンスク人民共和国の独立を認める大統領令に署名。その直後にウクライナ侵攻を開始した。親ロシア派勢力は2014年に東部の広範な地域を制圧した。
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