[26日 ロイター] - ロシアのサハリンエナジーは26日、2022年に極東にある施設から1150万トンの液化天然ガス(LNG)と約370万トンのサハリンブレンド原油を生産し、計画を上回ったと発表した。
同社は「生産と経済活動に対する外部要因からの前例のない圧力」にもかかわらず、生産を継続することができたと表明した。
21年の出荷量はLNGが約1040万トン、原油が420万トンだった。
アナリストやロイターの計算によると、「サハリン2」は今年、アジアの買い手との長期契約と価格上昇を背景に、ウクライナ紛争前の2倍の収入を生み出す可能性がある。
サハリンエナジーは発表文で、23年最初のLNG・石油が順調に出荷され、生産も予定通りだと説明。主な輸出先は日本、中国、韓国、インドネシアという。
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