[22日 ロイター] - ロシアとトルコは、ウクライナの穀物輸出に向けた黒海の安全な航路設置について協議を継続することで合意した。両国の国防省が22日、明らかにした。
トルコ側の発表によると、ウクライナのマリウポリで足止めされていたトルコの乾貨物船が協議結果を受けて無事出航。同船は2月24日のロシアによるウクライナ侵攻以来、初めて出港した外国船という。
21日にモスクワで行われた両国の軍当局者による協議は長時間に及び「前向きで建設的だった」という。
トルコ国防省は「トルコ、ロシア、ウクライナ、国連の間で問題解決のための会合が開かれるとの理解が成立した」としている。
トルコ大統領府の関係筋は21日、4者協議が数週間以内にイスタンブールで開催されると述べた。
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