[モスクワ 9日 ロイター] - ロシアの民間軍事会社「ワグネル」の創設者エフゲニー・プリゴジン氏は9日、受刑者をウクライナで戦う兵士として採用することを中止したと述べた。
同氏は国内メディアの質問に対し「ワグネルは受刑者の採用を完全に中止した。われわれは、われわれと働く人々への義務を全て果たしている」とソーシャルメディアで述べた。
ワグネルは兵士として採用した受刑者の数を明らかにしていないが、昨年11月公表の国内統計によると、同国の受刑者の数は8─11月に2万人以上減少している。これは過去10年あまりで最大の減少。
昨年12月のロイターの報道によると、米情報機関はワグネルが4万人の受刑者を兵士としてウクライナに配置していると分析。受刑者は同社のウクライナの兵力の大多数を占めるという。
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