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米政府、国民に直ちにロシア出国を呼びかけ 米国人記者の身柄拘束受け

米ホワイトハウスは、ロシアで米国人記者がスパイ容疑で身柄を拘束されたことを受け、ロシアに居住、もしくは同国を旅行している米国民に対し直ちに出国するよう呼びかけた。昨年2月、ワシントンで撮影(2023年 ロイター/Tom Brenner)

[ワシントン 30日 ロイター] - 米ホワイトハウスは30日、ロシアで米国人記者がスパイ容疑で身柄を拘束されたことを受け、ロシアに居住、もしくは同国を旅行している米国民に対し直ちに出国するよう呼びかけた。

ロシア連邦保安庁(FSB)はこの日、スパイ容疑で米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)モスクワ支局のエバン・ガーシュコビッチ記者の身柄をウラル連邦管区のエカテリンブルクで拘束したと発表。モスクワの裁判所は同氏を約2カ月勾留する命令を出した。

ホワイトハウスは、国務省がロシア政府と直接連絡を取っていると表明。ガーシュコビッチ記者の勤務先のWSJのほか、同氏の家族とも連絡を取っていると明らかにした。

ブリンケン国務長官は、ジャーナリストを威嚇し、処罰しようとするロシアの試みを非難。米国人記者の身柄拘束を「深く懸念している」と述べた。

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