[ワシントン 30日 ロイター] - 米ホワイトハウスのジャンピエール報道官は30日、 ロシアによる米記者拘束を巡り、同記者に対するスパイ容疑はばかげており、正確だと信じる理由はないと一蹴した。
報道官は、米国人拘束はロシアが長年にわたり使ってきた戦術だと指摘した上で「記者へのスパイ容疑はばかげている。ロシア政府がアメリカ市民を標的にすることは容認できない」と述べた。
ロシア連邦保安庁(FSB)は30日、米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)モスクワ支局のエバン・ガーシュコビッチ記者の身柄をウラル連邦管区のエカテリンブルクで拘束したと明らかにした。スパイ容疑が拘束理由で、モスクワの裁判所は同氏を約2カ月勾留する命令を出した。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」