[1日 ロイター] - 米俳優で映画監督のショーン・ペンさん(61)が、ロシアによる侵攻のドキュメンタリー映画撮影のために入国したウクライナから退避する様子をツイッターに投稿した。
ペンさんはロシアの侵攻が始まった先月24日、ゼレンスキー大統領が首都キエフで行った会見に出席。ウクライナ危機を記録するドキュメンタリー映像を撮影していると声明で明らかにしていた。
それによると、昨年11月にウクライナを訪れ、政治家や軍人、記者などにインタビューを行っていたという。
1日のツイッター投稿には、バックパックを背負いスーツケースを引く自身の写真を掲載。「私と同僚2人は車を道端に捨て、ポーランド国境まで何マイルも歩いた」とし、写真に写っている車列には女性と子どもしか乗っていないなどと記した。
広報担当者は、ペンさんがウクライナから無事脱出したと明かしたが、現在の滞在先やウクライナからの出国状況などには触れなかった。
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