[8日 ロイター] - ユニバーサルミュージックは8日、ロシア国内での全事業停止とオフィスの閉鎖を発表した。
音楽配信大手スポティファイも先週、ロシアのオフィス閉鎖を発表しており、ウクライナ軍事侵攻に抗議するためロシアから撤退する企業が増えている。
ユニバーサルミュージックは声明で「できるだけ早期のウクライナでの暴力行為停止を求める」とし、各国の制裁を順守し、従業員やアーティストと共にウクライナ難民への人道支援に取り組んでいると説明した。
音楽業界はロシア市場の成長に期待していた。かつて海賊版が主流だったロシアでは、今や多くの人がアップルやスポティファイなどの楽曲配信サービスを利用している。
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