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再送-ウクライナ西部への攻撃、空港使用妨害が目的=米国防総省高官

米国防総省高官は11日、ロシア軍が直近24時間に行ったウクライナ西部への攻撃は、ウクライナ軍による飛行場の使用を妨害するため実行されたとの見方を示した。写真はウクライナ軍のミグ29。2016年8月、ヴァスィリキーウ空軍基地で撮影(2022年 ロイター/Gleb Garanich)

(余分な文言を削除しました。)

[ワシントン 11日 ロイター] - 米国防総省高官は11日、ロシア軍が直近24時間に行ったウクライナ西部への攻撃は、ウクライナ軍による飛行場の使用を妨害するため実行されたとの見方を示した。

ウクライナ西部ルツクの市長は、同市にある飛行場への攻撃で4人が死亡、6人が負傷したと述べた。ロシア軍によるウクライナ侵攻は、これまで北部と東部、南部を主な標的としており、西部が対象となるのは異例。

この国防総省高官は、攻撃された飛行場をウクライナ空軍がどの程度利用していたかは明らかにしなかった。ウクライナ空軍は保有機の8割以上に当たる56機の戦闘機が使用可能な状態にあると述べた。一方、ロシア軍の戦闘機は1日当たり200回、ウクライナへ出撃しているとした。

米衛星運用会社マクサーの衛星画像によると、前回の画像でキエフ北西部のアントノフ空港付近にいた大規模なロシア軍の車列は、そのほとんどが再配置されて移動していた。

この高官は、車列の一部は幹線道路から移動し、防御のため街路樹などに車体を寄せていると指摘。キエフ進行に向けた戦術的な動きとは考えられないとした。一方で、ロシア軍の一部が、キエフ中心部ら15キロの距離まで接近ていると明らかにした。

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