[ワシントン 1日 ロイター] - 米運輸省と連邦航空局(FAA)は、ロシア航空機の米領空飛行禁止を2日深夜までに完全に実施すると発表した。
旅客および貨物便、定期路線およびチャーター便の全てが対象になるとした。「ロシアの商用航空機やその他の民間航空機全てに対し、米領空を事実上閉鎖する」とした。
バイデン米大統領は一般教書演説で「同盟国に追随して全てのロシア機の米領空飛行を禁止し、ロシアをさらに孤立させ、経済に一段の圧力をかける」と発表した。
カナダと欧州連合(EU)はすでにロシア機の領空飛行を禁止しており、ロシアの航空会社は数日前から事実上、米国への飛行ができない状態となっている。一部の海外政府や米議員の間では、米国も直ちにロシア機の領空飛行を禁止すべきだとの声が出ていた。
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