[ワシントン 3日 ロイター] - バイデン政権のウクライナに対する6億2500万ドル規模の追加軍事支援策には高機動ロケット砲システム「ハイマース」(HIMARS)4基などが含まれる見込み。関係者2人が3日、ロイターに明かした。早ければ4日に発表されるという。
今回の支援策はロシアによるウクライナ東・南部4州の併合宣言以降で初めてのもの。また国内余剰兵器の移送を許可する緊急時大統領在庫引き出し権(PDA)に基づく支援策で、このような支援はウクライナ軍が大きな戦果を得た9月中旬以降で2回目となる。
PDAを活用することにより、ハイマース4基とそのロケット弾、耐地雷・伏撃防護車両(MRAP)約200台、りゅう弾砲用弾薬、地雷を今後数日内にウクライナに送ることができる。
ホワイトハウスは支援策に関するコメントを控えた。
匿名の関係者は、支援策の金額や内容は直前で変更される可能性があるとした。
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