[ワシントン 4日 ロイター] - 米国防総省は4日、ウクライナ首都キーウ(キエフ)近郊ブチャで民間人とみられる多数の遺体が見つかったことについて、ロシア軍に責任があることは「米国だけでなく世界にとっても」明白という認識を示した。
カービー報道官は、現時点でロシア軍のどの部隊に責任があるかは正確には確認してないとししつつも、「残虐行為がロシア人の手によって行われたことに反論することもできない」と語った。
これに先立ち、米国防当局者は、ロシアによる「大虐殺」というウクライナの主張を米国防総省は独自には確認できていないとすると同時に、こうした残虐行為に関するウクライナ側の主張に「反論する根拠も存在しない」と言明していた。
また、オースティン米国防長官がウクライナの国防相と協議していると明らかにした。
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