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米国務長官、即時のロシア制裁に反対 「抑止力損なわれる」

 1月23日、ブリンケン米国務長官は、ロシアに直ちに経済制裁を科すよう求める声に反論し、そうすればロシアによるウクライナ侵攻を抑止する西側の能力が損なわれるとの見解を示した。写真は21日、ジュネーブで代表撮影(2022年 ロイター)

[ワシントン 23日 ロイター] - ブリンケン米国務長官は23日、ロシアに直ちに経済制裁を科すよう求める声に反論し、そうすればロシアによるウクライナ侵攻を抑止する西側の能力が損なわれるとの見解を示した。

ロシアはウクライナとの国境付近に軍隊を集結させており、西側諸国は侵攻の可能性を懸念。ロシアが侵攻した場合、経済に大きな影響を与える制裁を行うと警告している。

ブリンケン長官はCNNのインタビューで「制裁の目的はロシアの侵攻を抑止することだ。いま制裁を発動すれば抑止効果は失われる」と語った。

その上で、ロシアの部隊が攻撃的な方法でウクライナに入れば、厳しい対応につながると述べた。

英外務省は22日、ロシアがウクライナ政府の指導部に親ロシア派を就任させようと画策していると非難した。

ウクライナのゼレンスキー大統領は先週、米紙ワシントン・ポストに対し、ロシアに直ちに制裁を加えることを支持すると語った。

共和党議員からも23日、同様の声が上がった。上院軍事委員会メンバーで共和党議員のジョニ・アーンスト氏はABCニュースに対し、「われわれは今すぐ行動する必要がある。ロシアに対抗するには、強さを示す必要があり、宥和的な立場を取るべきではない」と述べた。

ブリンケン長官はCBSニュースのインタビューでは、イラン核合意再建協議でロシアの支援が必要なため、ウクライナ問題で米国が対応できなくなっているのではないかと聞かれ、「全くそうではない」と答えた。

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