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米・ウクライナ、軍装備品の必要性巡り「ほぼ一致」=米国務長官

4月26日、ブリンケン米国務長官はロシアの侵攻に対抗し続けるためにウクライナにどのような軍装備品が必要で、米国が何を提供できるのかに関して米国とウクライナは「ほぼ一致している」と述べた。写真は同日、 上院外交委員会公聴会に出席するブリンケン長官(2022年 ロイター/Bonnie Cash)

[ワシントン 26日 ロイター] - ブリンケン米国務長官は26日、ロシアの侵攻に対抗し続けるためにウクライナにどのような軍装備品が必要で、米国が何を提供できるのかに関して米国とウクライナは「ほぼ一致している」と述べた。

上院外交委員会の公聴会で、24日にオースティン国防長官とともにウクライナに訪問した際、ゼレンスキー大統領と軍装備品に関する必要性について協議したとし「ウクライナが必要と言っていることと米国が提供できると考えていることは、ほぼ一致している」と指摘。兵器はより迅速に提供されており、バイデン大統領による決定からウクライナに届けられるまで72時間しかかからないケースが多いとした。

<中国の対応注視>

ブリンケン氏はまた、ロシアのウクライナ侵攻に対する中国の対応について、欧州で「深い不信感が広がっている」と指摘。

「これに関してわれわれは、極めて細心の注意を払っている。中国は、好意的に言えば静観、もっと実際的な言い方ではロシアを支援する姿勢を取っていると見なされることで、評判が著しく傷つけられるリスクが既にあり、これに対処する必要が生じている」との見方を示した。

ただ、現在のところ、中国がロシアの軍事行動を大幅に支援していると認識してはいないと語った。

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