[ワシントン 16日 ロイター] - 米連邦捜査局(FBI)を含む複数の機関は16日、ロシア政府の後ろ盾が疑われるサイバー攻撃の可能性について、米防衛関連企業(CDC)に警告した。
警告したのはFBIのほか、国家安全保障局(NSA)、サイバーセキュリティ・インフラセキュリティ庁(CISA)。
サイバー攻撃は少なくとも2020年1月から22年2月にかけて検知されているとし、機密情報のほか、CDCが持つ独自技術などが盗まれた恐れがあると指摘。全てのCDCに対し、対策を講じるよう呼び掛けた。
ロシアとウクライナを巡る緊張が高まる中、ウクライナは15日、国防省と大手銀2行がサイバー攻撃を受けた発表。この日、ロシアが背後にいた可能性があるとの見解を示した。
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