[ワシントン 7日 ロイター] - ロシアのウクライナ侵攻を受けた米国による対ロシア追加経済制裁で、米下院がロシア産エネルギー商品の輸入禁止に向けた法案の採決を8日にも行う方向で調整が進められていることが、関係者の話で分かった。
法案の案文は7日にもまとまる見込み。一部の有志議員は共同声明で「ロシアからのエネルギー商品の輸入を禁止する法制化の方向性で一致した」と主張した。
法案が可決・成立すれば、バイデン米大統領はロシアとベラルーシからの物品輸入に関して関税を引き上げる権限を有することになる。また、タイ通商代表部(USTR)代表は、ロシアの世界貿易機関(WTO)加盟停止を模索する。
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