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米、ロシア経済に圧力掛け続ける=財務次官

アディエモ米財務次官は14日、ロシアのウクライナ侵攻への対応で、米政府が今後講じ得る措置にロシアとの貿易全面禁止や国際海上輸送ルートへのアクセス遮断などが含まれる可能性があるという認識を示した。2021年2月撮影(2022年 ロイターGreg Nash/Pool via REUTERS)

[ワシントン 14日 ロイター] - アディエモ米財務次官は14日、CNBCに対し、ロシアのウクライナ侵攻への対応で米国はロシア経済やエリートらに圧力を掛け、同国とプーチン大統領から力を奪う措置を継続していくと語った。

ロシアとの貿易全面禁止や国際海上輸送ルートへのアクセス遮断といったウクライナのゼレンスキー大統領の要求にバイデン米大統領が応じるかとの問いには、米政府は輸出規制などを通じ、ゼレンスキー氏の目標に沿った対応をすると述べるにとどめ、具体的には踏み込まなかった。

今週16日に2本のドル建て国債の支払い期限が控える中、ロシア財務省は14日、ルーブル建てでの返済を一時的に認めると発表した。

アディエモ氏は、西側の制裁でロシアでは金融危機が既に起きており、戦争資金の調達方法を巡り厳しい判断を迫られていると指摘。「ロシア政府は今後どの債務を返済していくかを選ばなければならず、この選択が最終的に(プーチン氏に)ウクライナ侵攻を続けるかどうかの判断を迫ることになるだろう」と語った。

CNBCのツイッターによると、アディエモ氏はインタビューで、ニッケルやウラン、チタン、ロシアの暗号資産の取引禁止も追加措置に含まれる可能性があると述べた。

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