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ロシア、ウクライナ首都周辺の部隊20%弱の再配置開始=米国防総省

3月30日、 米国防総省はロシアがウクライナの首都キエフ周辺に配置している部隊の20%弱の再配置を開始したと明らかにした。ただ、部隊の撤収ではなく、再配置に向けた補給や再装備が目的の可能性があると警告した。写真は同日、ロシア軍の攻撃を受けたキエフ近郊の住宅地(2022年 ロイター/Gleb Garanich)

[ワシントン 30日 ロイター] - 米国防総省は30日、ロシアがウクライナの首都キエフ周辺に配置している部隊の20%弱の再配置を開始したと明らかにした。ただ、部隊の撤収ではなく、再配置に向けた補給や再装備が目的の可能性があると警告した。

カービー報道官は、ロシア軍部隊の一部が「キエフを離れ、北部に向かっている」とし、北部チェルニヒウや北東部スムイ周辺の部隊も含まれるとした。

ただ、キエフでは空爆や地上攻撃が続いていると付け加えた。

また、一部部隊はベラルーシに移動した可能性があると述べた。さらに、ロシアの民間軍事会社ワグネル・グループが業者約1000人をウクライナ東部のドンバス地域に派遣したことも明らかにした。

ロシア国防省は30日、ウクライナのキエフと北部チェルニヒウ周辺での軍部隊を再編成し、他の主要地域やドンバス地域の「解放」の達成に注力すると発表した。

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