[ワシントン 17日 ロイター] - 米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は17日、ロシアの民間軍事会社「ワグネル」はウクライナで3万人以上の犠牲者を出したとの推計を明らかにした。
ワグネルの創設者エフゲニー・プリゴジン氏は、ロシアの受刑者をウクライナで戦う兵士として採用。カービー氏は、昨年12月以降にウクライナで死亡したワグネルの兵士の90%が受刑者だったと米政府は推定していると述べた。
また、バイデン大統領が来週、フランス、イタリア、英国の首脳と電話会談すると明らかにした。ただ、バイデン氏はポーランド訪問中にウクライナを訪れる計画はないとした。
このほか、ロシアのプーチン大統領はウクライナでの戦争終結に全く関心を示していないとの見方を示した。
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