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米財務長官、中国に警告 ロシアに停戦促さなければ「地位低下」

4月13日、イエレン米財務長官はロシアのウクライナに対する「凶悪」な戦争の終結に協力するよう中国などの国に訴え、西側諸国の対ロシア制裁に対抗すれば代償を払うことになると警告した。写真は同日、アトランティック・カウンシルが主催したイベントに参加するイエレン財務長官(2022年 ロイター/Leah Millis)

[ワシントン 13日 ロイター] - イエレン米財務長官は13日、ロシアのウクライナに対する「凶悪」な戦争を終結させるために中国が役割を果たす必要性を訴え、協力しなければ世界的な地位が低下することになると警告した。

また、西側諸国の対ロシア制裁を弱体化しようと試みる国があれば、経済的な代償を払うことになると強調した。

イエレン長官は米シンクタンクのアトランティック・カウンシルで講演し、中国がロシアとの「特別な関係」を利用し、停戦に向けてロシアを説得することを「切に」望んでいると述べた。また、戦争を「静観」している国々は近視眼的だと批判した。

「ロシアに対し断固として行動する必要があるとするわれわれの呼び掛けに中国がどのように対応するかで、世界各国の中国に対する態度が影響を受ける」と述べた。

在米中国大使館の劉鵬宇報道官は声明を出し、中国は対ロシア関係とウクライナ危機を関連付けることに「断固として反対する」と表明。中国政府は「和平交渉の推進にコミットしている」とした。

さらに「あらゆる形の一方的な制裁」や米国の非居住者に対する司法管轄権の行使に反対で、中国の企業および個人の権利と利益を強固に守るとした。

イエレン氏は講演で、中国がウクライナの主権や領土の一体性を尊重しなければ、これらの原則に関する自国の主張が将来的に世界から尊重されなくなると指摘。

一方で、国際金融システムの二極化を避けるために米国は中国と懸命に協力する必要があるとの認識も示した。中国の世界経済への統合深化で生じたメリットが維持されることを望むと語った

中国の新型コロナウイルス対応の行動規制強化については、供給網(サプライチェーン)の断絶を再び引き起こす恐れがあり、結果として世界経済の回復を阻害する可能性があると述べた。

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