[モスクワ 12日 ロイター] - ロシアの民間軍事会社ワグネルの創設者、エフゲニー・プリゴジン氏は週末に公開されたインタビューで、ワグネルをロシアの正義のために戦う「イデオロギーを持つ軍隊」にする野望があると語った。
ワグネルの戦闘員は過去数カ月、要衝バフムトを中心にウクライナ東部で攻撃を主導している。ロシアはより大きな都市を占領する上で、バフムトが重要な足掛かりになるとみている。
プリゴジン氏はワグネル関連のテレグラム・チャンネルに投稿された映像の中で「アルチェモフスク(バフムトのロシア名)の占領後、われわれは再起動する」と指摘。「特にこの地域から、新たな人員の募集を開始する」と表明。
「ワグネルは国家を守ることができる世界最高の民間部隊から、イデオロギーを持った軍隊に変わる必要がある。そして、そのイデオロギーとは正義のための奮闘だ」と語った。
プリゴジン氏は10日、42都市で戦闘員の募集センターを開設したと明らかにした。
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