[ハーグ 16日 ロイター] - 国際司法裁判所(ICJ)は16日、ウクライナに侵攻したロシアに対して軍事行動を直ちに中止するよう命じ、ロシアの武力行使を「深く懸念している」と表明した。
ICJの決定は拘束力を持つが、それを行使する直接的な手段はなく、これまで判決が無視されることがまれにあった。
ウクライナはロシアの軍事侵攻を受けて、ICJにロシアを提訴していた。軍事行動の即時停止命令は賛成13、反対2で決定した。
ICJのドナヒュー所長は「ロシアによるウクライナでの武力行使を深く懸念しており、国際法上の非常に深刻な問題を提起している」と指摘した。
ウクライナのゼレンスキー大統領はツイッターで「完全な勝利だ」と歓迎した上で、「ICJの命令は拘束力がある」とし、「ロシアが命令を無視すれば、さらに孤立する」と述べた。
ロシアは明らかに不条理な訴訟だとして審理を欠席し、ICJはいかなる措置も講じるべきではないと主張する文書を提出した。
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