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ウクライナ、ザポロジエ原発の稼働停止も 住民に避難呼びかけ

ウクライナ政府は7日、ロシア軍が占拠するウクライナ南部のザポロジエ原子力発電所(写真)の周辺住民に対し、安全のため避難するよう呼びかけた。8月撮影(2022年 ロイター/Alexander Ermochenko)

[キーウ(キエフ) 7日 ロイター] - ウクライナ政府は7日、ロシア軍が占拠するウクライナ南部のザポロジエ原子力発電所について、重大事故を防ぐため稼働停止が必要かもしれないとし、周辺住民に対し、安全のため避難するよう呼びかけた。

同原発の6基の原子炉の稼働を停止すれば、東部と南部でロシアとの戦闘激化する中、冬場にエネルギーが不足し、ウクライナに大きな打撃となる。

ウクライナ原子力規制検査局のオレ・コリコフ局長代理は会見で「原発のスイッチを切る必要がある状況が発生した場合、それを実施するという選択肢を評価中だ」と述べた。

ベレシチューク副首相は「ザポロジエ原発周辺の住民に対し、ウクライナが支配する地域に避難するよう訴える」と対話アプリ「テレグラム」に投稿した。

ザポロジエ原発があるエネルゴダル市の市長は、テレグラムへの投稿で、ロシア軍の砲撃を受けており、エネルゴダル市への電力供給が途絶えていると明らかにしている。

国際原子力機関(IAEA)は6日、ザポロジエ原発に関する報告書を発表し、核燃料や放射性廃棄物の貯蔵施設など複数の建物に大規模な損傷を確認したと指摘した。

報告書でIAEAは、現在の状況を続けることは不可能で、砲撃を止めない限り大事故の危険性があると指摘。ただ、今後どうすべきかなどについて詳細な計画は示していない。

ウクライナ当局者は「IAEAの報告書には肝心な部分が欠けており、われわれが何をしなければならないかという明確なアルゴリズムがないのだ」と指摘した。

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