[27日 ロイター] - ロシアのミハイル・ウリヤノフ在ウィーン国際機関常駐代表は、国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長がロシアを訪問する可能性について、今週ではないが、近い将来にあり得るとの見方を示した。ロシア通信(RIA)が27日に伝えた。
グロッシ氏は25日、ウクライナでロシアが掌握するザポロジエ原子力発電所を来週(27日からの週)訪れ、状況を把握すると表明した。
RIAによると、ロシアは近い将来グロッシ氏をモスクワに招く予定かとの質問に対し、ウリヤノフ氏は、それは「かなり現実的」だとし「来週(27日からの週)ではないが、もう少し後に、グロッシ氏のロシア訪問が実現するかもしれない」と語った。
欧州最大のザポロジエ原発は過去数カ月に繰り返し砲撃を受けており、グロッシ氏は周辺に安全地帯を設定するよう求めている。
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