[ベルリン 20日 ロイター] - ウクライナのゼレンスキー大統領は20日付の独ヴェルト紙とのインタビューで、ウクライナでの戦争において中国がロシアを支援すれば世界大戦を引き起こす可能性があるとし、中国に対しそのような支援を行わないよう警告した。
「われわれにとって、中国がこの戦争でロシア連邦を支援しないことが重要だ。ウクライナ側に付いてほしいが、今のところ、それは不可能だろう」と指摘。「しかし、中国がウクライナで起こっていることを現実的に評価する機会があるとみている。中国がロシアと同盟を組めば、世界大戦が起こるだろうし、中国もそれに気付いていると思う」と述べた。
モルドバについては、ウクライナがモルドバのサンドゥ大統領に対し、ロシアがモルドバでクーデターを計画していることを示唆する情報を伝えたとした。
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